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直木賞のすべてより

 投稿者:ながねぎ  投稿日:2017年 6月22日(木)22時37分35秒
返信・引用
  直木賞のすべて6月20日(火)、
第157回(平成29年/2017年上半期)の
候補作が発表されました。
今回もうちのサイトではいつもどおり
全候補作家・候補作のデータを
まとめてみました。
選考委員会は、
約1か月後の7月19日(水)に開かれ、
即日、インターネットや
テレビ等で発表されます。 第157回候補の詳細 トップページ
直木賞・芥川賞受賞作一覧
受賞作・候補作一覧
受賞作家の群像
候補作家の群像
選考委員の群像
選評の概要
小研究
大衆選考会

初候補
候補:▲木下昌輝『敵の名は、宮本武蔵』|▲佐藤巖太郎『会津執権の栄誉』
●佐藤正午『月の満ち欠け』|▼宮内悠介『あとは野となれ大和撫子』|▼柚木麻子『BUTTER』
Sato Shogo
さとう しょうご
佐藤 正午

つき み か
『 月の 満ち 欠け』
平成29年/2017年4月5日・岩波書店刊

長篇
322頁
四六判 上製
本体価格1,600円
(税込1,728円)
ISBN 978-4-00-001408-3
装丁●桂川 潤
ジャケット装画●宝珠光寿(「何もない空いっぱいに」)
発行者●岡本 厚
印刷●精興社
製本●牧製本
内容
「もくじ」
「月の満ち欠け」(p1-322)
「参考文献」([p323])
初出
書下ろし
関連リンク
岩波書店
ハミダシ情報
衝撃のデビューから早33年。というコピーが似合わなくなったのは、おそらくとっくの昔、恋愛小説界きっての天才作家が、気が遠くなるくらいの時を経て、いよいよ、縁もゆかりもない直木賞に降臨!

いやしかし、何と言いますか、これが候補に選ばれたことに何の文句もないんですけど、おい、マジでそれでいいのか、と直木賞の頬をペシペシ叩いてみたい気はします。直木賞よ、おお直木賞。おまえはいったい何のための賞なんだ!?
年齢(平成29年/2017年7月現在)
61歳10ヵ月
経歴
昭和30年/1955年8月、長崎県佐世保市生まれ。北海道大学文学部中退。昭和58年/1983年に「永遠の1/2」で第7回すばる文学賞を受賞し作家デビュー。

主な筆歴
『永遠の1/2』《第7回すばる文学賞受賞》
昭和59年/1984年1月・集英社刊→昭和61年/1986年4月・集英社/集英社文庫→平成28年/2016年10月・小学館/小学館文庫
『王様の結婚』
昭和59年/1984年12月・集英社刊→昭和62年/1987年7月・集英社/集英社文庫
収録作「王様の結婚」「青い傘」
『リボルバー』
昭和60年/1985年11月・集英社刊→昭和63年/1988年4月・集英社/集英社文庫→平成19年/2007年12月・光文社/光文社文庫
『ビコーズ』
昭和61年/1986年4月・光文社刊→昭和63年/1988年5月・光文社/光文社文庫
『恋を数えて』
昭和62年/1987年2月・講談社刊→平成2年/1990年4月・講談社/講談社文庫→平成13年/2001年11月・角川書店/角川文庫
『童貞物語』
昭和62年/1987年3月・集英社刊→平成2年/1990年5月・集英社/集英社文庫
『女について』
昭和63年/1988年4月・講談社刊→平成3年/1991年4月・講談社/講談社文庫『恋売ります』→平成13年/2001年4月・光文社/光文社文庫『女について』
収録作「走る女」「恋売ります」「糸切歯」「ラム・コークを飲む女について」「ソフトクリームを舐める女について」「クロスワード・パズル」「イアリング」、(文庫版のみ)「卵酒の作り方」
(共著)『リエゾン 六つの恋の物語』
昭和63年/1988年7月・主婦の友社刊
収録作「糸切歯」
『個人教授』《第2回山本周五郎賞候補》
昭和63年/1988年12月・角川書店刊→平成3年/1991年9月・角川書店/角川文庫→〔改版〕平成14年/2002年3月・角川書店/角川文庫
『夏の情婦』
平成1年/1989年1月・集英社刊→平成5年/1993年3月・集英社/集英社文庫
収録作「二十歳」「夏の情婦」「片恋」「傘を探す」「恋人」
(共著)『十七粒の媚薬』
平成1年/1989年4月・マガジンハウス刊→平成5年/1993年7月・角川書店/角川文庫
収録作「震える女」
(エッセイ)『私の犬まで愛してほしい』
平成1年/1989年6月・集英社/集英社文庫
『人参倶楽部』
平成3年/1991年4月・集英社刊→平成9年/1997年1月・集英社/集英社文庫→平成24年/2012年12月・光文社/光文社文庫
収録作「失恋倶楽部」「消息」「ドライヤーを贈る」「元気です」「彼女の電気あんか」「あのひと」「眠る女」「夜のうちに」「冷蔵庫を抱いた女」「行秋」
『放蕩記』
平成3年/1991年8月・講談社刊→平成10年/1998年2月・角川春樹事務所/ハルキ文庫→平成20年/2008年10月・光文社/光文社文庫
『スペインの雨』
平成5年/1993年5月・集英社刊→平成13年/2001年9月・光文社/光文社文庫
収録作「ジョン・レノンが撃たれた日」「恋」「木にのぼる猫」「コンドーム騒動」「ほくろ」「ルームメイト」「いつもの朝に」「スペインの雨」、(文庫版のみ)「クラスメイト」
(共著)『賭博師たち』
平成7年/1995年7月・角川書店刊→平成9年/1997年11月・角川書店/角川文庫
収録作「きみは誤解している」
『彼女について知ることのすべて』
平成7年/1995年7月・集英社刊→平成11年/1999年1月・集英社/集英社文庫→平成19年/2007年11月・光文社/光文社文庫
『取り扱い注意』
平成8年/1996年12月・角川書店刊→平成13年/2001年7月・角川書店/角川文庫
『バニシングポイント』
平成9年/1997年3月・集英社刊→平成12年/2000年2月・集英社/集英社文庫→平成23年/2011年9月・小学館/小学館文庫『事の次第』〔改題・再編集〕
収録作「寝るかもしれない」「そのとき」「オール・アット・ワンス」「姉の悲しみ」「事の次第」「言い残したこと」「七分間」
『Y』
平成10年/1998年11月・角川春樹事務所刊→平成13年/2001年5月・角川春樹事務所/ハルキ文庫
『カップルズ』
平成11年/1999年1月・集英社刊→平成14年/2002年1月・集英社/集英社文庫→平成25年/2013年1月・小学館/小学館文庫
収録作「好色」「カップル」「アーガイルのセーターはお持ちですか?」「輝く夜」「あなたの手袋を拾いました」「食客」(「いまいくら持ってる?」)「グレープバイン」
『きみは誤解している』
平成12年/2000年5月・岩波書店刊→平成15年/2003年10月・集英社/集英社文庫→平成24年/2012年3月・小学館/小学館文庫
収録作「きみは誤解している」「遠くへ」「この退屈な人生」「女房はくれてやる」「うんと言ってくれ」「人間の屑」
『ジャンプ』
平成12年/2000年9月・光文社刊→平成14年/2002年10月・光文社/光文社文庫
(エッセイ)『ありのすさび』
平成13年/2001年1月・岩波書店刊→平成19年/2007年3月・光文社/光文社文庫
(共著)『人の物語』
平成13年/2001年7月・角川書店刊
収録作「愛の力を敬え」
(エッセイ)『象を洗う』
平成13年/2001年12月・岩波書店刊→平成20年/2008年4月・光文社/光文社文庫
(エッセイ)『side B』
平成14年/2002年12月・小学館刊→平成19年/2007年7月・小学館/小学館文庫
(エッセイ)『豚を盗む』
平成17年/2005年2月・岩波書店刊→平成21年/2009年3月・光文社/光文社文庫
(共著)『秘密。 私と私のあいだの十二話』
平成17年/2005年3月・メディアファクトリー刊
収録作「ニラタマA」「ニラタマB」
『花のようなひと』(画・牛尾篤)
平成17年/2005年9月・岩波書店刊
収録作「姉の気持」「バラの刺」「待ち人」「緑の霞」「Eメール」「破顔一笑」「恋占い」「光の色」「地図帳」「ペットボトル」「ホームルーム」「イルカの謎」「旅支度」「シック」「失恋」「マフラー」「無名の記憶」「送別会」「母と娘」「ソフトクリーム」「未来の香り」「留守電」「ふたり暮らし」「水栽培」「好き、嫌い、好き」「クッキー」「絵葉書」「花束」
(エッセイ)『小説の読み書き』
平成18年/2006年6月・岩波書店/岩波新書
『5』
平成19年/2007年1月・角川書店刊→平成22年/2010年1月・角川書店/角川文庫
(共著)『オトナの片思い』
平成19年/2007年8月・角川春樹事務所刊→平成21年/2009年5月・角川春樹事務所/ハルキ文庫
収録作「真心」
『アンダーリポート』
平成19年/2007年12月・集英社刊→平成23年/2011年1月・集英社/集英社文庫→平成27年/2015年9月・小学館/小学館文庫『アンダーリポート/ブルー』
収録作「アンダーリポート」、(小学館文庫版のみ)「ブルー」
『幼なじみ』(画・牛尾篤)
平成21年/2009年2月・岩波書店/Coffee books
『身の上話』《第63回日本推理作家協会賞[長編および連作短編集部門]候補》
平成21年/2009年7月・光文社刊→平成23年/2011年11月・光文社/光文社文庫
(エッセイ等)『正午派』
平成21年/2009年11月・小学館刊
『ダンスホール』
平成23年/2011年6月・光文社刊→平成25年/2013年11月・光文社/光文社文庫
収録作「愛の力を敬え」「空も飛べるはず」「ピーチメルバ」「ダンスホール」「真心」
『鳩の撃退法』《第6回山田風太郎賞受賞》
平成26年/2014年11月・小学館刊(上)(下)
(エッセイ)『書くインタビュー』(聞き手:(1)伊藤ことこ・東根ユミ、(2)(3)東根ユミ)
(1)(2)平成27年/2015年6月、(3)平成29年/2017年5月・小学館/小学館文庫
(エッセイ)『小説家の四季』
平成28年/2016年2月・岩波書店刊
過去の直木賞候補歴
なし
初候補
候補:▲木下昌輝『敵の名は、宮本武蔵』|▲佐藤巖太郎『会津執権の栄誉』
▲佐藤正午『月の満ち欠け』|●宮内悠介『あとは野となれ大和撫子』|▼柚木麻子『BUTTER』
Miyauchi Yusuke
みやうち ゆうすけ
宮内 悠介

『あとは 野となれ
やまとなでしこ
  大和撫子』
平成29年/2017年4月21日・KADOKAWA刊

長篇
381頁
四六判 並製
本体価格1,600円
(税込1,728円)
電子版価格1,600円(税込)
ISBN 978-4-04-103379-1
装画●mieze
ブックデザイン●鈴木成一デザイン室
発行者●郡司 聡
印刷所●旭印刷株式会社
製本所●本間製本株式会社
内容
「目次」(p3)
「登場人物」(p4)
「組織」(p5)
「後宮見取り図」(p6)
「1.塩の都」(p7-45)
「2.水上の後宮(ハレム)」(p47-89)
「3.マグリスラード攻防戦」(p91-154)
「4.三人のミカエル」(p157-187)
「5.二人のドミートリィ」(p189-219)
「6.船の墓場」(p221-253)
「7.あまねく生者のために」(p255-341)
「8.レインメーカー」(p343-377)
「ママチャリで世界一周~アラルスタン編」(p46,90,155,188,220,254,342)
「主要参考文献・謝辞」(p378-381)
「初出」([p382])
初出
『文芸カドカワ』平成27年/2015年11月号~平成28年/2016年8月号
関連リンク
宮内悠介Twitterアカウント @chocolatechnica
KADOKAWAオフィシャルサイト
ハミダシ情報
衝撃のデビューから早5年。というコピーも、もはや不要になってきた、SF界きっての文学賞コレクターが、またもエンタメ系のほうに誘われて、直木賞に里帰り!

……って、この言いまわし、クドくてすみません。

引っ張りダコすぎて、直と芥、どっちが先にゴールを決めるのかみたいな争奪戦になってきましたが、ええ、ええ、直のことだからどうせ芥にいいトコ持っていかれて、あとで泣くことになるんでしょ。わかってますよ、どうせ。ええい、今日は家にこもってヤケ酒だあ。
年齢(平成29年/2017年7月現在)
38歳6ヵ月
経歴
昭和54年/1979年1月、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。海外放浪などを経て、プログラマー職に就く。平成22年/2010年「盤上の夜」で第1回創元SF短編賞の選考委員特別賞である山田正紀賞を受賞。

主な筆歴
『盤上の夜』《第147回直木賞候補》《第33回日本SF大賞受賞》
平成24年/2012年3月・東京創元社/創元日本SF叢書→平成26年/2014年4月・東京創元社/創元SF文庫
収録作「盤上の夜」《第1回創元SF短編賞[山田正紀賞]受賞》《第44回星雲賞[日本短編部門]参考候補》「人間の王」「清められた卓」「象を飛ばした王子」「千年の虚空」「原爆の局」
『ヨハネスブルグの天使たち』《第149回直木賞候補》《第34回日本SF大賞[特別賞]受賞》
平成25年/2013年5月・早川書房/ハヤカワSFシリーズ Jコレクション→平成27年/2015年8月・早川書房/ハヤカワ文庫JA
収録作「ヨハネスブルグの天使たち」「ロワーサイドの幽霊たち」「ジャララバードの兵士たち」「ハドラマウトの道化たち」「北東京の子供たち」
『エクソダス症候群』《第47回星雲賞[日本長編部門]参考候補》
平成27年/2015年6月・東京創元社/創元日本SF叢書
『アメリカ最後の実験』《第29回山本周五郎賞候補》
平成28年/2016年1月・新潮社刊
『彼女がエスパーだったころ』《第38回吉川英治文学新人賞受賞》《第48回星雲賞[日本長編部門]参考候補》
平成28年/2016年4月・講談社刊
収録作「百匹目の火神」「彼女がエスパーだったころ」「ムイシュキンの脳髄」「水神計画」「薄ければ薄いほど」「佛点」
『スペース金融道』《第48回星雲賞[日本長編部門]参考候補》
平成28年/2016年8月・河出書房新社刊
収録作「スペース金融道」《第43回星雲賞[日本短編部門]参考候補》「スペース地獄篇」「スペース蜃気楼」「スペース珊瑚礁」「スペース決算期」
『月と太陽の盤―碁盤師・吉井利仙の事件簿』
平成28年/2016年11月・光文社刊
収録作「青葉の盤」《第66回日本推理作家協会賞[短編部門]候補》「焔の盤」「花急ぐ榧」「月と太陽の盤」「深草少将」「サンチャゴの浜辺」
『カブールの園』《第30回三島由紀夫賞受賞》
平成29年/2017年1月・文藝春秋刊
収録作「カブールの園」《第156回芥川賞候補》「半地下」
過去の直木賞候補歴
第147回(平成24年/2012年・上半期)『盤上の夜』選評の概要を見る
第149回(平成25年/2013年・上半期)『ヨハネスブルグの天使たち』選評の概要を見る
4年ぶり・3回目
候補:▲木下昌輝『敵の名は、宮本武蔵』|▲佐藤巖太郎『会津執権の栄誉』
▲佐藤正午『月の満ち欠け』|▲宮内悠介『あとは野となれ大和撫子』|●柚木麻子『BUTTER』
Yuzuki Asako
ゆずき あさこ
柚木 麻子

バター
『 BUTTER』
平成29年/2017年4月20日・新潮社刊

長篇
460頁
四六判 上製
本体価格1,600円
(税込1,728円)
ISBN 978-4-10-335532-8
装画●原 裕菜
装幀●新潮社装幀室
発行者●佐藤隆信
印刷所●二光印刷株式会社
製本所●加藤製本株式会社
内容
「BUTTER」(p3-460)
「参考文献」([p461])
「初出」([p462])
初出
『小説新潮』平成27年/2015年5月号~平成28年/2016年8月号
※単行本化にあたり加筆・修正
関連リンク
新潮社
ハミダシ情報
デビューが衝撃だったかどうかは、正直わかりません。

だけど、この並びのなかで「衝撃」と呼ばれるはずの小説は、ダントツでコレだ、ということは、さすがにワタクシでもわかります。

コレが直木賞とったら、いったいどうなるんでしょうか。きっとアレがこうするだろうから、コッチがこれして……などと想像するだけでゾクゾクしてくるんですけど、ナニがソレなので、おそらくアレです。
年齢(平成29年/2017年7月現在)
35歳11ヵ月
経歴
昭和56年/1981年8月、東京都生まれ。立教大学文学部フランス文学科卒。洋菓子メーカー勤務などを経て、平成20年/2008年に「フォーゲットミー、ノットブルー」で第88回オール讀物新人賞を受賞して、作家デビュー。

主な筆歴
『終点のあの子』
平成22年/2010年5月・文藝春秋刊→平成24年/2012年4月・文藝春秋/文春文庫
収録作「フォーゲットミー、ノットブルー」《第88回オール讀物新人賞受賞》「甘夏」「ふたりでいるのに無言で読書」「オイスターベイビー」
『あまからカルテット』
平成23年/2011年10月・文藝春秋刊→平成25年/2013年11月・文藝春秋/文春文庫
収録作「恋する稲荷寿司」「はにかむ甘食」「胸さわぎのハイボール」「てんてこ舞いにラー油」「おせちでカルテット」
『嘆きの美女』
平成23年/2011年12月・朝日新聞出版刊→平成26年/2014年6月・朝日新聞出版/朝日文庫
収録作「嘆きの美女」「耶居子のごはん日記」
『けむたい後輩』
平成24年/2012年2月・幻冬舎刊→平成26年/2014年12月・幻冬舎/幻冬舎文庫
『早稲女、女、男』
平成24年/2012年7月・祥伝社刊→平成27年/2015年9月・祥伝社/祥伝社文庫
収録作「愛の魂正義の心」「匂うがごとく新しく」「花は咲き花はうつらふ」「往け涯なきこの道を」「ひとり身のキャンパス涙のチャペル」「仰ぐは同じき理想の光」
(原作)『魔法使いの心友 1』(香魚子・作画)
平成24年/2012年9月・集英社/マーガレットコミックス
『私にふさわしいホテル』
平成24年/2012年10月・扶桑社刊→平成27年/2015年12月・新潮社/新潮文庫
『王妃の帰還』
平成25年/2013年1月・実業之日本社刊→平成27年/2015年4月・実業之日本社/実業之日本社文庫
(原作)『魔法使いの心友 2』(香魚子・作画)
平成25年/2013年2月・集英社/マーガレットコミックス
『ランチのアッコちゃん』《本屋大賞2014第7位》
平成25年/2013年4月・双葉社刊→平成27年/2015年2月・双葉社/双葉文庫
収録作「ランチのアッコちゃん」「夜食のアッコちゃん」「夜の大捜査先生」「ゆとりのビアガーデン」
『伊藤くんA to E』《第150回直木賞候補》
平成25年/2013年9月・幻冬舎刊→平成28年/2016年12月・幻冬舎/幻冬舎文庫
『その手をにぎりたい』
平成26年/2014年1月・小学館刊→平成29年/2017年3月・小学館/小学館文庫
『本屋さんのダイアナ』《第151回直木賞候補》《第3回静岡書店大賞[小説部門]受賞》《本屋大賞2015第4位》
平成26年/2014年4月・新潮社刊→平成28年/2016年7月・新潮社/新潮文庫
『ねじまき片想い―おもちゃプランナー・宝子の冒険』
平成26年/2014年8月・東京創元社刊
収録作「スカイツリーを君と」「三社祭でまちあわせ」「花やしきでもう一度」「花火大会で恋泥棒」「あなたもカーニバル」
『3時のアッコちゃん』
平成26年/2014年10月・双葉社刊
収録作「3時のアッコちゃん」「メトロのアッコちゃん」「シュシュと猪」「梅田駅アンダーワールド」
『ナイルパーチの女子会』《第28回山本周五郎賞受賞》《第153回直木賞候補》《第3回高校生直木賞受賞》
平成27年/2015年3月・文藝春秋刊
『幹事のアッコちゃん』
平成28年/2016年2月・双葉社刊
収録作「幹事のアッコちゃん」「アンチ・アッコちゃん」「ケイコのアッコちゃん」「祭りとアッコちゃん」
『奥様はクレイジーフルーツ』
平成28年/2016年5月・文藝春秋刊
収録作「西瓜のわれめ」「密柑のしぶき」「苺につめあと」「グレープフルーツをねじふせて」「ライムで全裸」「林檎をこすれば」「柚子の火あそび」「ピオーネで眠れない」「桃の種はしゃぶるしかない」「柿に歯のあと」「メロンで湯あたり」「よそいきマンゴー」
過去の直木賞候補歴
第150回(平成25年/2013年・下半期)『伊藤くんA to E』選評の概要を見る
第151回(平成26年/2014年・上半期)『本屋さんのダイアナ』選評の概要を見る
第153回(平成27年/2015年・上半期)『ナイルパーチの女子会』選評の概要を見る
2年ぶり・4回目
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小説家の四季

 投稿者:ながねぎ  投稿日:2017年 6月22日(木)21時05分54秒
返信・引用
  記事  

朝日新聞

 投稿者:ながねぎ  投稿日:2017年 6月22日(木)20時42分55秒
返信・引用
  記事  

朝日新聞

 投稿者:ながねぎ  投稿日:2017年 6月22日(木)20時41分44秒
返信・引用
  新聞  

筒井康隆氏の予言

 投稿者:ながねぎ  投稿日:2017年 6月22日(木)20時13分15秒
返信・引用
  2015年10月31日
西日本新聞
海かもめさんのツイッターより
 

感動

 投稿者:ながねぎ  投稿日:2017年 6月22日(木)16時07分58秒
返信・引用
  書籍情報:版元ドットコム
明文堂書店石川松任店「瑠璃も玻璃も照らせば光る」【書店員レビュー】
[レビュアー] 明文堂書店石川松任店(書店員)
《瑠璃も玻璃も照らせば光る。//ことわざの意味――つまらぬものの中に混じっていても、すぐれたものは光を当てれば輝いてすぐにわかる。》本書はいくつもの人生の中に現れる、瑠璃、という美しい女性とそれに関わる人々の物語である。
 物語はホテルのカフェから始まる。小山内の対面の席には一組の母娘が座っている。るり、という名前の娘は七歳の小学生には思えない大人の女のような姿勢で、生意気な口をきく。会話のやり取りから分かるのは、娘は小山内にとって見知らぬ少女であり、娘のほうは小山内のことを知っているようである、ということだ。そして小山内の娘の物である風呂敷に対して、平然と所有権を主張している。激することのない静かなやり取りだが、どこか噛み合わない、不穏な会話が続いた後、小山内のそれまでの人生が語られる。同郷の女性である妻との馴れ初め、七歳の時の発熱から始まる娘の異変、そして交通事故による妻と娘の死……。
 瑠璃(るり)という一個の女性を巡る、運命の愛を描いた物語です……と書いて、すこし恥ずかしくなったのですが、本書はこういった気取った言葉が嘘くさく感じないほど、真摯な恋愛ファンタジーの傑作です。シルエットにも似た謎多き《瑠璃》が、徐々に色を帯びていく様はミステリとしても魅力的な内容になっています。
 物語が迎える結末に心の琴線が触れたのを、間違いなく私は感じた。
トーハン e-hon 2017年4月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
トーハン
 

2017年6月20日

 投稿者:ながねぎ  投稿日:2017年 6月20日(火)16時51分13秒
返信・引用
  芥川・直木賞候補決まる=今村、柚木、宮内さんら
6/20(火) 5:11配信 時事通信
 第157回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が20日付で発表された。

 芥川賞は、共に2度目の候補となる今村夏子さん(37)と古川真人さん(28)ら4人。直木賞は、4度目の柚木麻子さん(35)、3度目で前回は芥川賞にノミネートされた宮内悠介さん(38)、初候補の佐藤正午さん(61)ら5人。

 選考会は7月19日午後5時から東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれる。

 候補作は次の通り(敬称略)。

 【芥川賞】今村夏子「星の子」(小説トリッパー春号)▽温又柔「真ん中の子どもたち」(すばる4月号)▽沼田真佑「影裏(えいり)」(文学界5月号)▽古川真人「四時過ぎの船」(新潮6月号)
 【直木賞】木下昌輝「敵の名は、宮本武蔵」(KADOKAWA)▽佐藤巖太郎「会津執権の栄誉」(文芸春秋)▽佐藤正午「月の満ち欠け」(岩波書店)▽宮内悠介「あとは野となれ大和撫子(やまとなでしこ)」(KADOKAWA)▽柚木麻子「BUTTER(バター)」(新潮社)。 
 

2017年6月20日

 投稿者:ながねぎ  投稿日:2017年 6月20日(火)16時36分10秒
返信・引用
  日本文学振興会 @shinko_kai
?
11時間

第157回直木三十五賞の候補作は、以下の5作です。
木下昌輝「敵の名は、宮本武蔵」(KADOKAWA)
佐藤巖太郎「会津執権の栄誉」(文藝春秋)
佐藤正午「月の満ち欠け」(岩波書店)
宮内悠介「あとは野となれ大和撫子」(KADOKAWA)
柚木麻子「BUTTER」(新潮社)
 

北海道新聞電子版

 投稿者:ながねぎ  投稿日:2017年 6月18日(日)21時21分16秒
返信・引用
  月の満ち欠け
佐藤正午著

評 谷村志穂(作家)


生まれ変わり反復される深い愛

 ページをめくるごとに、香ってくるようだ。それは、柔らかに構築されていく文章、登場する人間たちの持つ肌触りだ。

 平穏だったある夫婦の元に、娘が生まれる。瑠璃(るり)と名づけられた。瑠璃は小学2年の秋に、突然発熱する。1週間続いた高熱の後から、妻はその娘に異変を感じ始める。

 〈「瑠璃の様子が変なのよ、ちょっとだけ」〉

 幾つかの具体的な様子を妻は言葉にして伝えるのだが、夫は深くは考えようとしない。

〈「いままでより、思慮深い目をしてる、よく言えばだけど」〉

〈「瑠璃は僕に似たんだ」「子供の頃、目つきのことは僕も言われた」〉

 夫婦の間でなら、特別記憶に刻まれるような会話ではないかもしれない。けれど、夫はそのやりとりを細部にいたるまで、あとから反芻(はんすう)せざるを得なくなる。

 生まれ変わりという主題が組み込まれ、登場する人物のすべてに「るり」という名の持ち主が、関わってくる。〈瑠璃も玻璃(はり)も照らせば光る〉。作品が引用するこのことわざは、サーチライトとなって、それぞれの「るり」に生じた異変の根を照らす。

 ミステリアスではあるが、仕掛けるような外連味(けれんみ)はない。

 ただ、人が人を好きになるときの静かな熱情が、「るり」たちを通じて、繰り返し表現される。作中を彷徨(さまよ)うかのように。

 「るり」たちの家族や、恋人は、半ば信じがたい思いで、他の「るり」たちの話を聞く。

 〈月のように。いちど欠けた月がもういちど満ちるように。そしてあなたにサインを送る〉

 そう言い残した「るり」の思いは深い。けれど彼女もまた、私たちが、どこかですれ違ったかもしれない、少し寂しがり屋なだけの、生身の息遣いのある女性だ。

 多作とは言えない著者の、20年ぶりという書き下ろし作品。みずみずしく、満ちて現れた。

(岩波書店 1728円)

<略歴>
さとう・しょうご 1955年生まれ。北大文学部中退。著書に「鳩の撃退法」など

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西日本新聞

 投稿者:ながねぎ  投稿日:2017年 6月16日(金)20時41分27秒
返信・引用
  ■「まさか」から「もしや」へ反転

 恋愛小説かミステリーか、それともファンタジーか。この作家の小説を何かしらのジャンルの棚に収めるのは、いつだってとても難しい。

 30年を超えるキャリアの中で、タイムスリップや交換殺人、失踪、超能力というテーマを扱ってきた。そんなこと「まさか」あるはずがない、と読み進めるうち、たくらみに満ちた精緻な語り口に引き込まれ、読み手の意識は「もしや」起こりうるかもしれない、へと反転させられる。「そこなんだよね、僕の小説は。本当にこういうことがあるのかもしれないなって思ってくれたら成功です」。佐藤正午さん(61)が、約20年ぶりの書き下ろし小説で選んだテーマは「生まれ変わり」だ。

 主人公の小山内堅は、高校を卒業したばかりの娘と妻をいっぺんに交通事故で失った。15年後、白髪交じりの60代になった小山内は青森・八戸から上京する。東京駅の喫茶店で向かい合ったのは7歳の少女・るりと、その母親。初対面のはずが、るりは「どら焼き、嫌いじゃないもんね。あたし、見たことあるし、食べてるとこ。一緒に食べたことがあるね、家族三人で」と見知った風な口をきく。るりは亡くなった小山内の娘・瑠璃(るり)の生まれ変わりだという-。

 着想は「ロリータの逆バージョン」だった。ナボコフの小説「ロリータ」は中年男性が10代の少女を愛する話。その逆、少女が中年男に恋する話を思いついた。「でもそのまま書くとうそっぽいし、あり得ない」。長く眠らせていた設定が「生まれ変わり」のアイデアで新たな命を得た。





 小山内が帰りの新幹線に乗るまで約2時間の「今」に、かかわった人々の数十年分の「過去」が挟まれ、別の瑠璃も登場する。月が満ち欠けを繰り返すように彼女が生まれ変わるのはなぜか。

 前作「鳩の撃退法」の山田風太郎賞受賞を経て、今作執筆に費やした時間は1年半。その間も今もゲーム「ポケモンGO」にはまり、佐世保の街を健康的に歩いている。「ゲームもYouTubeの動画も、スマホで1日つぶれちゃう。本が読まれないのも分かるよね」。そんな時代にあらがうには、むさぼるように読みふけってしまう小説を読者に届けることしかない。「それじゃ」とスマホ片手に去っていく背中に、そんな決意は見えなかったけれど、佐藤さんにとってそれはあらためて決意するようなものではない。デビュー以来続けてきた、日常の姿勢にすぎないのだ。


=2017/06/11付 西日本新聞朝刊=


 

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